エルゴヒューマン プロ2を候補にしていて、買ったあとに合わなかったらどうしようと手が止まっている人は多いはずです。
検索すると「後悔した」という声が出てくるので、なおさら踏み切れません。
先に結論をお伝えすると、後悔の多くは品質ではなく最低座面高45.5cmが体格に合うかという一点に集まります。
公式の仕様では、PRO2の座面は455mmまでしか下がりません。
市販のオフィスチェアは最低座面高41〜43cmが中心なので、PRO2はそこから2cm以上高い位置から始まる椅子です。
まず、自分がどの帯に入るかを見てください。
体格が合えば、調整の幅の広さはそのまま使い勝手につながります。
楽天市場のページなら、モデルごとの型番とカラー、いま出ている在庫を同じ画面で見比べられます。
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※本記事には広告・プロモーションが含まれます(価格・在庫はリンク先の最新表示をご確認ください)。
結論:後悔するかは最低座面高45.5cmが合うかでほぼ決まる

エルゴヒューマン公式の仕様を見ると、PRO2の座面高は455〜540mmです。
そしてこの455mmという数字は、3つのモデルすべてで同じでした。
| 項目 | PRO2 High・Low・Ottoman |
|---|---|
| 座面の高さ | 3機種とも:455-540mm |
| 肘の高さ | 3機種とも:630-820mm |
| 外寸 | High・Ottoman W700×D665×H1150-1315mm Low W675×D665×H1050-1145mm |
| 重量 | High:22.6kg Low:22.1kg Ottoman:24.9kg |
座面高の目安は身長×0.25で、日本オフィス家具協会も身長150cmの人に座面高38cmを勧めています。
この目安で455mmを逆算すると身長182cm相当です。
つまりPRO2は、いちばん下まで下げても182cm前後の人にちょうど合う高さ、というのが出発点です。
| 身長 | 必要な座面高・45.5cmとの差・判定 |
|---|---|
| 185cm 以上 | 必要な座面高:46.3cm〜 45.5cmとの差:足りている そのまま合う。上限54.0cmまで上げられる |
| 175〜 185cm | 必要な座面高:43.8〜46.3cm 45.5cmとの差:1〜2cm高い 差が2cm以内なら実用の範囲。この椅子が素直に合う層 |
| 165〜 175cm | 必要な座面高:41.3〜43.8cm 45.5cmとの差:2〜4cm高い 机を上げるかフットレストで埋められる範囲 |
| 155〜 165cm | 必要な座面高:38.8〜41.3cm 45.5cmとの差:4〜7cm高い フットレストが前提になる |
| 155cm 未満 | 必要な座面高:〜38.8cm 45.5cmとの差:7cm以上高い 別の機種を見たほうが早い |
身長175cm以上なら、座面高で悩む場面はほとんどありません。
165cmを下回るあたりからは差が4cm以上になり、足裏が床につかない時間が長くなります。
より正確に出したいなら、身長ではなく床から膝裏までの高さを測ってください。
測り方は低身長向けオフィスチェアの記事で図解しています。
「後悔」の声は3つに分けて読む
ひとくちに後悔といっても、中身はいくつかに分かれます。
大きく3種類です。
| 後悔の種類 | 中身 → 買う前に防げるか |
|---|---|
| 体格が 合わない | 足が浮く、太ももの前が当たる、肘置きが机に入らない → 寸法を見れば防げる |
| 期待との ギャップ | 高い買い物だったのに思ったほど変わらなかった → 期待の置き方しだい |
| 置き場所が 足りない | 部屋で圧迫感が出る、倒し切れない、動かせない → 寸法を見れば防げる |
3つのうち2つは注文前の数字で防げます。
残る「期待とのギャップ」は、椅子を変えれば疲れが消えるという前提を外すところから始まります。
座る時間そのものが長ければ、どんな椅子でも体は疲れます。
なぜ45.5cmが高いのか

市販の中心より2cm以上高いところから始まる
市販のオフィスチェアは、最低座面高が41〜43cmのものが中心です。
PRO2の45.5cmは、その中心より2cm以上高いところから始まります。
高機能チェアは海外設計のものが多く、日本人の平均的な体格より大きめに作られているためです。
座面高だけは、評判でもブランドでもなく数値で決まります。
足が浮いたままだと何が起きるか
座面が高すぎると、太ももの裏側が座面の前縁に当たって体重がそこに集まります。
足裏が床につかないので、姿勢を保つために足先やふくらはぎに力が入り続けます。
レビューの星と自分の体格は別に見る
販売ページのレビューは件数が多く、数だけ見ると不安は消えます。
ただし書いた人の身長や体重までは分かりません。
座り心地のレビューが高評価でも、体格が違えば同じようには座れません。
レビューの星の数と、自分の体に合うかは別の話として見てください。
ロータイプでもオットマンでも座面は下がらない

「ハイタイプが高いなら、ロータイプにすれば足がつくのでは」と考えたくなります。
ところが上の表のとおり、オットマン付きを含めた3モデルとも座面高は455〜540mmでした。
足がつかない問題は、モデルを変えても解決しません。
ロータイプで低いのは背もたれの高さで、座面ではありません。
どちらを選ぶかは頭を預ける時間があるかどうかで決まるので、ハイタイプとロータイプの違いを7項目で整理した記事を見てください。
調整機能で埋められるズレと、埋められないズレ

PRO2は調整の幅が広い椅子です。
ただし調整で埋まる項目と、そもそも動かない項目があります。
| 合わない点 | 調整で埋まるか・使う機能 |
|---|---|
| 座面が 深すぎる | 埋まる 座面奥行調節。ハイブリッドレバーで手元から動かせる |
| 肘の位置が 合わない | 埋まる 5Dアームレスト。高さ・前後・左右・水平角度・垂直角度の5点 |
| 腰の支えが 強すぎる | 埋まる 独立式ランバーサポート。硬さの調節ができる |
| 倒す角度が 決まらない | 埋まる メモリーロッキング。110度から138度の間で記憶できる |
| 座面が 高すぎる | 埋まらない 下限が455mmで止まる。椅子の外で足場をつくるしかない |
表のとおり、下限の455mmだけは動かせません。
ここが合っていれば、残りのズレは椅子側でほぼ調整できます。
逆に座面高が合っていない状態で細かく調整しても、足が浮いている前提は変わりません。
それぞれの機能が何をするものかは、旧プロからプロ2で変わった7点をまとめた記事で1つずつ扱っています。
身長が足りないときに取れる3つの手

45.5cmが自分に高いと分かった場合、打てる手は大きく3つです。
1. フットレストで足の置き場をつくる
3つのうちいちばん現実的なのがフットレストです。
足裏が着く面をつくれば、太ももの前縁に体重が集中する状態を避けられます。
高さが変えられるタイプなら、数値が多少ずれても後から合わせ込めます。
段ボールを重ねて高さを試してから、合う高さの製品を買う順番だと外しにくくなります。
2. 机の高さを上げて全体を合わせる
椅子を下げられないなら、机を上げて肘の高さをそろえる考え方です。
ただし机を上げると、今度はモニターの位置と足元の空間が変わります。
椅子・机・モニターは1つ動かすと残りも動くので、まとめて見直す前提で考えてください。
昇降デスクを使っている人なら、机側の操作だけで調整が終わります。
PRO2は肘の高さが630〜820mmまで動くので、机側を上げたときに肘の位置を合わせ直せます。
\ 肘の高さと座面の調整幅を確認 /
3. 座面が下がる機種へ切り替える
身長155cmを下回るなら、7cm以上の差をフットレストだけで埋めるのは無理があります。
必要な座面高が38.8cm以下になるので、椅子そのものを変えたほうが早くなります。
座面高が40cm以下まで下がる機種は限られるので、低身長向けオフィスチェアの記事で候補を絞るほうが早道です。
小柄な女性の場合は座面の奥行きも効いてくるので、小柄な女性向けの記事もあわせて見てください。
PRO2が向く人と、いったん立ち止まったほうがいい人

ここまでの数値を、買う判断の形に置き直します。
- 床から膝裏までが44cm以上ある(身長の目安は175cm前後から)
- 机の天板が65cm以上あり、肘置きが引っかからない
- 前傾で作業する時間と、後傾で休む時間の両方がある
- デスクの前後に70cm以上の余地がある
一方で、先に足の置き場を決めてから注文したほうがよい人もいます。
- 床から膝裏までが44cm未満。フットレストか机の高さを先に決める
- 机の天板が65cm未満。肘置きが当たらないか実寸で確認する
- オットマンを倒して使いたいが、前に1.3m取れない
- 模様替えで頻繁に動かす。22kg超を1人で運ぶ前提にしない
どちらに入るかは、床から膝裏までの高さと机の天板の高さを測れば決まります。
数値が足りない側に入ったとしても、買えないという意味ではありません。
足の置き場をどうするかを先に決めておけば、届いた日から普通に使えます。
数値が微妙なら、座れる場所で確かめる
165〜175cmの層は、机の高さしだいでどちらにも転びます。
この帯にいる人は、実際に座って確かめるのがいちばん確実です。
座面高以外で後悔が出る3つの寸法

座面高をクリアしても、残り3つの寸法で引っかかることがあります。
| 見る寸法 | PRO2の数値・引っかかりやすい人 |
|---|---|
| 本体の 奥行き | 665mm 壁とデスクの間が狭い部屋。引いて立つ余地が要る |
| 肘の高さ | 630-820mm 天板が低い机。肘置きが天板に当たって椅子を入れ切れない |
| オットマン 展開時の 奥行き | 1310mm(倒し切った状態) 倒して伸ばす前提の人。1.3mぶんの前後スペースが要る |
| 重量 | 22.1〜24.9kg 模様替えで動かす人。1人で持ち上げる想定はしないほうがよい |
オットマンは1.3mの前後スペースが要る
とくに見落とされやすいのが、オットマンを開いたときの奥行きです。
公式は、リクライニングを倒し切ってオットマンを開いた状態で奥行き1310mmと書いています。
デスクの前が1.3m取れない部屋では、オットマンを買っても伸ばし切れません。
部屋の寸法を測ってから、オットマン付きにするか決めてください。
天板が低い机は肘置きが引っかかる
PRO2の肘の高さは、いちばん下げても630mmです。
天板の下に構造がある机や、天板が65cmを下回る机では、肘置きが当たって椅子を入れ切れないことがあります。
椅子を引いたまま使うと、背もたれに体を預けにくくなります。
22kg超は1人で運ぶ前提にしない
PRO2の重量は22.1kgから24.9kgです。
搬入経路の幅と、床の保護を先に考えておいてください。
賃貸で床の傷が気になるなら、チェアマットを同時に用意しておくと安心です。
高身長側で見るべき点は高身長向けオフィスチェアの記事に、旧プロとの違いはプロ2の違いをまとめた記事にまとめています。
エルゴヒューマン プロ2の後悔でよくある質問

身長165cmですが、プロ2はやめたほうがいいですか?
やめる必要はありませんが、フットレストを一緒に用意する前提で考えてください。
身長165cmで必要な座面高の目安は41.3cmで、PRO2の最低45.5cmとは4cmほど差があります。
差の埋め方は上の3つの手にまとめました。
オットマン付きなら座面は低いですか?
オットマン付きも座面高は455〜540mmで、High・Lowと同じでした。
オットマンは座面の下から前へ出るもので、座面そのものを下げる機能ではありません。
ハイタイプとロータイプの選び分けはハイとローの違いの記事で7項目に分けています。
メッシュが硬いという声をよく見ますが、本当ですか?
感じ方には個人差があり、体重のかかり方でも変わります。
ただ座面が高すぎると、太ももの裏が座面の前縁に集中して当たるため、硬さとして感じやすくなります。
硬さの話をレビューで読むときは、その人の身長と体重がわかるものを優先して見てください。
エンジョイ2なら座面は低いですか?
エンジョイ2はPRO2とは別シリーズなので、寸法も別に確認が要ります。
購入前に公式の製品仕様ページで、そのモデルの座面高を見てください。
シリーズ全体で後悔につながりやすい条件はエルゴヒューマンで後悔する条件をまとめた記事で整理しています。
試座せずに買っても大丈夫ですか?
座面高と肘の高さが自分の数値に合っているなら、失敗する確率はかなり下がります。
逆に数値を見ずに評判だけで決めると、届いた日に足が浮いていても打つ手がありません。
床から膝裏までの高さと、いま使っている机の天板高さの2つは、注文前に測っておいてください。
まとめ:身長175cm以上ならそのまま、下回るなら足の置き場を先に決める

エルゴヒューマン プロ2で後悔するかどうかは、最低座面高45.5cmが自分の体格に合うかでほとんど決まります。
身長175cm以上なら、この椅子はそのまま素直に合います。
175cmを下回るなら、フットレストか机の高さで差を埋める前提で考えてください。
差の大きさは、身長ではなく床から膝裏までの高さで見ると正確です。
155cm未満なら、座面が下がる別の機種を見たほうが早道です。
- 床から膝裏までの高さ(必要な座面高がそのまま出る)
- いま使っている机の天板の高さ(肘の高さ630〜820mmと合うか)
この2つが分かっていれば、店頭に行けなくても判断できます。
数値が合っていた人にとっては、調整幅の広さと独立式ランバーサポートがそのまま使い勝手に返ってきます。
ハイタイプ・ロータイプ・オットマン付きは在庫と納期が別々に動くので、候補が決まったら取り扱いを見ておくと待たずに済みます。
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