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椅子のガスシリンダー交換は部品を先に買わない!外してから長さを測って選ぶ

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椅子のガスシリンダー交換は部品を先に買わない!外してから長さを測って選ぶ

会議の途中で座面がじわじわ沈み、気づけば机が胸の高さになっている。

あるいは、通販で交換用のガスシリンダーを買ったのに、古いほうが脚から抜けず、そこで手が止まった人もいるでしょう。

部品を先に買うと、合わない長さを選ぶか、外せなくて部品が余るかの、どちらかでつまずきやすくなります。

先に結論を言うと、椅子のガスシリンダー交換は、古いシリンダーを外してから長さを測って買うのが順番です。

外す前に、座面を上げ切った高さと下げ切った高さを測っておきます。

外せなかったときは、そこで作業をやめて、業者かメーカー修理か買い替えに進んでください。

この記事を書いた人:チェアコンパス編集部

チェアコンパス編集部は、在宅ワークやオフィスチェア選びで迷う人に向けて、メーカー公式情報、正規販売店の商品ページ、公的機関の公開情報を確認しながら、価格・保証・サイズ・販売元の見方を整理しています。

この記事では、ハーマンミラー公式の保証情報と販売元の表記を確認し、広告・アフィリエイト表記については消費者庁の景品表示法関連情報、製品安全やリコール確認ではNITEや消費者庁リコール情報サイトも参照できるようにしています。

身体の不調改善を保証する目的ではなく、購入前に確認したい仕様・保証・販売条件を整理する立場で執筆しています。

目次

座面が下がる・上がらないのはガスシリンダーの寿命か確かめる

座面が下がっても、すぐにガスシリンダーの寿命とは限りません。

座ると座面が1〜2cm下がる現象を、イトーキの公式FAQは「タックリング」と呼んでいます。

座ると1〜2cm沈むのは、着座時の衝撃をやわらげるガスシリンダーの機能なので、故障とは分けて考えてかまいません。

それを超えて下がったり、自然に下まで下がるようになったりしたら、経年劣化か故障の可能性があります。

TEDASUKEの説明でも、座面が上下しない・勝手に下がる症状は、ガスシリンダーの劣化や不具合が原因の場合が多いそうです。

  • 座ると座面が1〜2cmを超えて下がる
  • 触っていないのに座面が下まで下がってくる
  • レバーを引いても座面が上がらない

レバーを引いても上がらないときは、座面から腰を浮かせてレバーを操作してみてください。

それでも動かなければ、イトーキの公式FAQは「経年劣化もしくは故障の可能性」があるとして、問い合わせを案内しています。

座面が下がらないときは、座面の奥にしっかり腰をかけて、もう一度レバーを操作してみてください。

それでも下がらなければ、体重が足りない可能性や、レバーなどに不具合がある可能性があります。

ガスシリンダー単体の寿命を、メーカーが年数で示した資料は見つかりませんでした。

目安にされる年数の見方
  • 中古オフィス家具を扱うリスタは、「キャスター/シリンダーは約7~8年が一般的」と書いている(業者の見解)
  • 日本オフィス家具協会の標準使用期間は回転椅子で8年で、椅子全体の構造部分の目安(ガスシリンダーだけの寿命ではない)

年数だけで決めず、上の症状が出ているかどうかで交換を考えます。

交換する前にメーカーの保証の年数を見る

ガスシリンダーを外す前に、メーカーの保証が残っていないかを先に確かめてください。

ガスシリンダーの保証は、椅子本体の保証とは年数が別に決まっている場合があります。

オカムラ・コクヨ・エルゴヒューマン・ハーマンミラーは、昇降まわりの保証が2年です。

メーカーガスシリンダーの保証
オカムラ年数:2年
対象:ガススプリング
条件:分解や改造を
していない椅子
コクヨ年数:納品後2年
対象:昇降機構
条件:加工・改造・
不当な修理は対象外
エルゴ
ヒューマン
年数:2年
対象:昇降機構
条件:分解や改造を
行っていない椅子
購入:正規販売代理店
からの直接購入品のみ
ハーマン
ミラー
年数:2年
対象:ガス圧シリンダー
条件:分解や改造を
していない椅子
※アーロン本体の
12年とは別
スチール
ケース
年数:12年
(Personalityは8年)
対象:機構・
ガスシリンダー等
条件:分解や改造を
していない椅子
IKEA年数:10年
対象:ガスシリンダー
を含む
条件:レシート原本が必要
イケアが了承した場合を除き
イケアまたはその
委託業者以外の業者による
修理は対象外
ニトリ年数:確認できず
部品:単体の販売は
していない
商品によって手配
できる場合もある
各社の保証ページより(2026年9月29日確認)

スチールケースは12年(Personalityは8年)、IKEAは10年と、長めの保証を書いています。

オカムラ・エルゴヒューマン・ハーマンミラー・スチールケースが条件に挙げるのは、「分解や改造」です。

コクヨは「加工・改造・不当な修理」、IKEAは「委託業者以外の業者による修理」を保証の対象外にしています。

保証の注意点
  • 自分でガスシリンダーを交換したらどうなるかをはっきり書いた文言は、保証ページを確かめた6社には見つからなかった
  • 保証期間内なら、外す前に販売店かメーカーに聞く
  • コクヨの公式FAQは、主軸を外すには専門的な技術や専用工具が必要なので、無理な作業は控えて修理窓口に相談するよう案内している
  • オカムラやコクヨのように、中古や人から譲られた椅子を保証の対象外にしているメーカーもある

中古で買った椅子の保証の見方は、オフィスチェアの中古の記事にまとめました。

ハーマンミラーは、各種キャスターとアーロンチェアのランバーサポートなどを除き、部品の単品販売はしないと書いています。

アーロンチェアの交換費用は、ガスシリンダー交換費用の記事で4つに分けて比べました。

椅子のガスシリンダー交換は外してから部品を買う

座面の高さを測る→外す→長さを測る→買う→差し込むの順番を5つのカードで示し、外せなかったら業者・メーカー修理・買い替えへ分かれる図

椅子のガスシリンダーは、古いものを外してから、同じ長さの交換用を買います。

交換の順番
  • 外す前に、座面を上げ切った高さと下げ切った高さを測る(上がらないときは説明書や商品ページの座面高の範囲で)
  • 古いシリンダーを外す(道具は鉄のハンマーと当て木など)
  • 外したシリンダーの縮んだ長さと伸びた長さ、直径を測る
  • 合う交換用を買う
  • 脚に差し込む

古いシリンダーを外せなかったときは、そこで業者・メーカー修理・買い替えのどれかに進んでください。

部品を先に買わずに、外してから買う理由は2つあります。

先に外す理由
  • 交換用は全長やストロークがばらばらで、座面の高さと外したシリンダーの長さ・直径を測らないと選べない(サンワサプライの3型の数字はあとの表)。楽天の部品店パスカルJPの商品ページも「古い部品を取り外して寸法を確認したうえでご購入ください」と注意している
  • 外せない人がいて、外せなければ買った部品が無駄になる。サンワサプライが運営するTEDASUKEの解説は、外す作業で「途中であきらめる人も少なくありません」と書いている

先に外すと、部品が届くまで椅子が使えない日が出るのが短所です。

とはいえ、座面が下がり切る椅子は、もともと仕事に使いにくいでしょう。

部品が届くまでの間に困る日と、外せなかったときに無駄になる部品代とを比べると、先に外すほうが損しにくくなります。

先に買ってよいのは、椅子のメーカーが交換用と対応表を出しているときです。

例えば、サンワサプライ製のチェアには、交換用のSNC-CYLシリーズの対応一覧があります。

ガスシリンダーの外し方は鉄のハンマーと当て木から

裏返した椅子の脚の中心に当て木を当て、脚を持ち上げながら鉄のハンマーで叩く位置を示した図

サンワサプライが案内する外し方は、鉄のハンマーと当て木で、脚と座面を順に叩いて外す方法です。

見た目は簡単に外せそうでも、サンワサプライの解説は「実際は固く取り外しは難しい作業」と書き、2人での作業をすすめています。

そろえる道具

サンワサプライの解説は、ゴムハンマーだと衝撃が軽減されてしまうとして、鉄のハンマーを使う手順にしています。

  • 鉄のハンマー
  • 硬い木の当て木(柔らかい木だとハンマーの力が軽減される)
  • 床を守る段ボールやシート
  • 軍手
  • 固着が強いときのシリコンスプレーなどのオイル
  • 固くて動かないときのパイプレンチ

ただ、ハンマーの種類は、メーカーによって案内が割れている状況です。

ゲーミングチェアのBauhutteの公式FAQは、ゴムハンマーで軽くたたく方法を案内しています。

椅子の説明書やメーカーのFAQに外し方があれば、それに従ってください。

また、サンワサプライの説明では、固くて動かないときはパイプレンチを使ったほうが外れる可能性が高いそうです。

パイプレンチは、楽天市場で探せます。

外す手順は脚を外してからシリンダーを外す

外す手順は、脚を外してから、シリンダーを座面側から外す順です。

外す順番
  1. 外す前に、座面を上げ切った高さと下げ切った高さを測る
  2. 椅子をひっくり返し、机や台にのせて安定させる
  3. シリンダーの端に当て木を当て、脚を持ち上げるように持ちながら、ハンマーで強く叩いて脚を外す(固くなっていたら何度も叩く)
  4. シリンダーの根元に当て木を当て、同じように叩いて座面側から外す
  5. 脚とシリンダーと座面の3つに分かれる

なお、プラスが2009年に出したお知らせには、椅子を逆さにしてガスシリンダー裏のクリップを外す作業が載っています。

機種によってはクリップがあるので、叩く前にクリップがないかを見ておき、あれば先に外してください。

外せたら次は長さと直径を測り(交換用の選び方)、外れなかったらやめどきを決めます(抜けないときのやめどき)。

ガスシリンダーが抜けないときはここでやめる

ガスシリンダーが抜けないとき、叩き続ければ外れるのか、やめたほうがいいのかで迷うところです。

やめどきは、時間ではなく、使う道具の段階で決めます。

抜けないときの4段階
  1. 鉄のハンマーと当て木で、外す手順どおりに叩く
  2. 動かなければ、シリコンスプレーなどのオイルを浸透させて、もう一度叩く(外れやすくなる場合がある、とサンワサプライ運営のTEDASUKEは書いている)
  3. それでも動かなければ、パイプレンチを使う
  4. パイプレンチでも動かないか、壊しそうで怖いと感じたら、そこでやめて専門業者の利用を考える

4つ目の目安は、サンワサプライが書く「何度叩いてもびくともしない」「逆に壊しそうで怖い」の状態です。

この状態でサンワサプライは、無理に作業をしないよう呼びかけ、「無理に続けるとケガや破損につながる」と書いています。

  • ガスシリンダーそのものは分解しない。TEDASUKEは「ガスシリンダー本体は分解禁止です。(高圧ガス封入部品のため)」と書いている
  • イトーキの公式FAQも「ガスシリンダーやスプリングなどの高圧パーツの分解はけがの原因になります」と書いている
  • 分解はせずに、作業をやめて次の行き先へ進む

交換用の部品をまだ買っていなければ、ここでやめても部品代は無駄になりません。

やめたあとに進む先は業者とメーカーと買い替え

やめたあとに進む先は、業者、メーカー修理、買い替えの3つです。

  • 業者:TEDASUKEは作業費の目安だけを出していて、交換用のガスシリンダーは自分で用意する形です。頼む前に、椅子のメーカーに交換できる機種か・交換用があるかを確かめるよう案内しています
  • メーカー修理:オカムラは座面が下がったまま上がらない不具合を修理の例に挙げていて、修理できるのはオカムラ製品です
  • 買い替え:自分で外せず、修理の費用が椅子の値段に近いときの行き先です

メーカーに頼むなら、自分の椅子のメーカーが修理を受けているかを先に確かめます。

金額は、あとの表に並べています(直すか買い替えるかの表)。

交換用のガスシリンダーは太さより長さで選ぶ

ガスシリンダーの太い方と細い方の直径、縮んだときと伸びたときの長さ、その差のストロークを測る場所を示した図

交換用を選ぶときは、太さより先に長さ(全長とストローク)が合うかを見ましょう。

サンワサプライは、対応していない椅子に付けるとシリンダーが床まで突き抜ける可能性があると注意しています。

太さは28mmと50mmが多いが規格は統一されていない

サンワサプライは、椅子のガスシリンダーには「完全に統一された規格はありません」と書いています。

一方、オフィスチェアでは、可動する細い部分の直径が28mm、脚に取り付ける太い部分の直径が50mmのものが多いです。

なお、メジャーで外周を測るなら、直径50mmの太い部分は、50mm×円周率でおよそ157mmと計算できます。

太さが合っていても、長さが合うとは限りません。

同じサンワサプライの交換用でも全長が違う

サンワサプライの交換用は、一般の高さ用、座面を低くする用、脚部の高さが高いモデル向けの3型で全長が違います。

型番サイズと向く椅子
SNC-CYL4
一般の高さ
全長:280〜400mm
ストローク:120mm
向く椅子:一般の高さ
SNC-CYL3
座面を低く
全長:230〜310mm
ストローク:80mm
向く椅子:座面を低く
したい椅子
SNC-CYL5
脚部が高い
モデル向け
全長:241〜318mm
ストローク:表示なし
向く椅子:脚部の高さが
高いモデル
サンワサプライ公式の商品ページより
(2026年9月29日確認)

脚部の高さが高いモデル向けの型があるように、脚が高い椅子は合う交換用が違います。

測る所と商品ページで比べる欄

サンワサプライ運営のTEDASUKEは、他社製の椅子でも自分で合うか確かめられるよう、計測ポイントを解説しています。

上がらない椅子は、座面高の範囲が説明書や商品ページにあれば、その数字が目安です(JIS S 1043の表示事項の一つ)。

より近い仕様の製品を選定してください。長さの違いが大きい場合、座面が低く/高くなってしまいます。

TEDASUKEマガジン「SNC-CYL3 / SNC-CYL4」の選び方(サンワサプライ運営・2025年10月16日更新)
測る所測り方と比べる欄
太い方の直径測り方:
脚に入る外筒(太い方)
の直径
比べる欄:
下側の直径
(サンワの交換用は
約50.8mm)
細い方の直径測り方:
座面裏に入る上の
細い方の直径
比べる欄:
上側の直径
(約28mm)
全長測り方:
縮んだときと
伸びたときの長さ
比べる欄:
長さ(最短〜最長)が
近いもの
ストローク測り方:
伸びた長さ
−縮んだ長さ
(下がり切って伸びない
ときは、外す前に測った
座面の上げ切り
−下げ切りを目安に)
比べる欄:
ストローク(昇降幅)
サンワサプライ運営TEDASUKEの計測ポイントを、
チェアコンパスが整理(2026年9月29日)

サンワサプライの公式の値は、全長の上と下の差がそのままストロークです。

SNC-CYL4は280〜400mmで120mm、SNC-CYL3は230〜310mmで80mmと、どちらも一致します。

座面はシリンダーが伸び縮みしたぶんだけ上下するため、座面の高さの幅がストロークの目安です。

クラスと圧力は体重と椅子で見る

クラスと圧力の見方
  • EN 16955(DIN 4550を置き換えた規格)は、ガスシリンダーの管の強度と耐久性を試すもの。寸法をそろえる規格ではないと読めるので、クラスが同じでも長さが合うとは限らない
  • オランダの部品メーカーACPは、クラス3を体重120kgまで、クラス4を150kgまでと表示している
  • 売り場のパスカルJPは、主なオフィスチェアには中圧力を、圧力の低いものは沈み込みが大きくなると説明している

商品名では、クラスより「耐荷重250kg」「TUV4認証」の表示を書く店もあります。

体重に合うクラスか、耐荷重の表示を見て選んでください。

楽天で選ぶなら商品ページの欄と測った数字を照らす

欄の名前は店ごとに違い、全長の上限と下限で書く商品、昇降範囲で書く商品、直径で書く商品があります。

  • RekiLife:全長の上限と下限(39cmと27cm)を書き、外径・ストローク・クラスは書いていない
  • Donext:太い筒と細い筒の直径(5cmと3cm)と昇降範囲(85・100・140mm)を書き、全長は書いていない
  • パスカルJP:差し込み軸の直径を28mmと50mmの規格で書き、寸法図を確認して互換性を確かめるよう案内している

さらに、サンワサプライ直販の楽天ページは、メーカー公式ページと全長の書き方が違っていました(2026年9月29日確認)。

  • サンワサプライ運営のTEDASUKEは、「対応していないチェア、対応確認が取れていないチェアへの取り付けは大変危険です」と書いています
  • 汎用の交換用は、この「対応確認が取れていない」側に入ります
  • 先に椅子のメーカーへ、取外し・交換に対応した機種か、交換用ガスシリンダーの用意があるかを聞いてください

それでも、メーカーに交換用がない椅子では、測った数字と商品ページの欄を1つずつ照らすのが、手元でできる確かめ方です。

\ 測った数字と商品ページの欄を照らして選べる /

新しいガスシリンダーは脚に差し込むだけ

新しいガスシリンダーの取り付けは、叩いて外すときと違い、差し込むだけで済みます。

サンワサプライの商品ページの説明も「お使いのチェアのシリンダーを取り外して、レッグフレームに差し込むだけ」です。

TEDASUKEは、脚ベースに新しいシリンダーを差し込み、座受け機構を上からはめ込み、座って圧入する流れを案内しています。

  • 脚の下からシリンダーが突き抜けていない
  • 座ってレバーを操作し、座面が上下するかを確かめる

座ると1〜2cm沈むのは、上で見たタックリングです(座面が下がる症状の見分け方)。

外したガスシリンダーは自治体の品目名を読み替えて捨てる

外したガスシリンダーは、分別表に載る品目名が自治体ごとに違います。

横浜市の分別表の品目は「ガススプリング」、柏市は「ガスシリンダー」です。

市分別表の書き方
横浜市品目:ガススプリング
分別:小さな金属類
30cm以上のものは
粗大ごみ
柏市品目:ガスシリンダー
分別:収集できない
ごみ
椅子用か炭酸用か
の記載はなし
名古屋市粗大ごみの基準:
30センチメートル角
を超えるもの
各市の分別表・ごみ出しのページより
(2026年9月29日確認)

炭酸水メーカー用の「炭酸ガスシリンダー」は別の品物で、大阪市はごみで出さないよう呼びかけています。

  • 炭酸ガス用と取り違えない(分別表で「ガスシリンダー」を引くと、炭酸用の項目に当たる場合もある)
  • 「ガススプリング」や「金属」でも引き直し、分からなければ市や区に聞く

サンワサプライの交換用は全長280〜400mmで、外したものは30cm前後になり、30cmを境に出し方が変わる自治体もあります。

捨てるときの注意
  • ガスシリンダーそのものは分解しない。Bauhutteの公式FAQも、分解しないよう強く注意し、廃棄は各地方自治体の廃棄区分に従うよう案内している
  • 椅子ごと捨てるなら、港区のように、粗大ごみになる椅子を分解しても普通のごみには出せない区もある

椅子ごと捨てる方法は、ゲーミングチェアの捨て方の記事で3つに分けて整理しました。

直すか買い替えるかは椅子の値段と年数で決める

直すか買い替えるかは、椅子の値段と年数を、直す費用と見比べて決めるのが目安です。

自分で交換するのか、業者を呼ぶのか、メーカーに頼むのかで、費用の幅は大きく違います。

費用は頼み方で大きく違う

費用と頼む先を、方法ごとに表へ並べました。

方法費用と頼む先
自分で
交換
交換用の部品代:
楽天の1ページ目
1,880〜4,818円
(中央値2,680円)
サンワ公式
6,050円(税込)
工具は別
業者
(出張)
TEDASUKE:
作業費5,000円〜
(交換用は別途)
登録業者の例:
6,600円〜
メーカー
修理
オカムラ:
上下不良の修理
24,500〜40,000円
(東京23区内の概算
・オカムラ製品のみ)
買い替えオフィスコムの
自社チェア
28,990〜39,990円
(下の表)
各社の公開情報・楽天市場の検索結果より
(2026年9月29日確認。
料金は変わるので各ページで確かめてください)

自分で交換する費用の中心は交換用の部品代で、工具は別に用意します。

業者は作業費の目安で、交換用のガスシリンダーは別に用意する形です。

一方、メーカー修理は東京23区内の概算で、ほかの地域は出張費が別にかかります。

直す人と買い替えを考える人の分かれ目

費用を並べたら、椅子の値段と年数で、直すか買い替えるかを分けます。

直すほうを考える人
  • メーカー保証の期間内にある(保証の年数)
  • 椅子が高く、メーカー修理でも本体を買い直すより安く済む
  • 自分で古いシリンダーを外せた

一方で、次のときは買い替えも考えます。

買い替えを考える人
  • 自分で外せず、業者やメーカー修理の費用が新しい椅子に近い
  • 10年以上使っていて、座面やキャスターもくたびれている

なお、リスタは、座面のウレタンの目安を約5〜6年としています。

リスタが買い直す側の目安に加えるのは、シリンダーの不具合と、修理費用が新品と同じかそれ以上の椅子です。

買い替えるならオフィスコムの自社チェア4型から見る

外せなかったときや、修理の費用が新しい椅子に近いときは、オフィス家具通販のオフィスコムの自社チェアから探せます。

自社チェアは、費用の表でメーカー修理と同じくらいの価格帯です。

4型とも商品ページに座面の高さの範囲がmmで出ていて、外す前に測った下げ切った高さ・上げ切った高さと見比べて選べます。

買う前の注意点
  • 自分で組み立てる椅子で、組立は有料のオプションです。地域も限られます
  • 古い椅子の引き取りは東京都に限られ、組立設置との同時申し込みが必要で、同じ種類の椅子が対象の有料サービスです
  • マンション・アパート・一軒家は、引き取りを受けられません
  • 1年保証の案内にガスシリンダーの名指しはないので、気になるなら注文前に問い合わせてください

なお、古い椅子は、自治体のルールで出します(外したガスシリンダーと椅子の捨て方)。

それでも、外せない椅子の修理に同じくらいの費用をかけるなら、座面の高さを数字で選んだ新しい椅子に替える選び方もあります。

4型を、座面の高さと特徴で並べました。

型番価格・高さ・特徴
YS-1価格:28,990円
座面の高さ:
440〜540mm
特徴:肘と
ヘッドレスト付き
RESTIVA-02価格:29,990円
座面の高さ:
415〜475mm
特徴:
「身長150前後
~165cm以下に
ほどよくフィット」
RESTIVA-01価格:34,980円
座面の高さ:
450〜540mm
特徴:スタンダード
GR-001価格:39,990円
座面の高さ:
420〜520mm
特徴:前傾チルト
オフィスコムの商品ページより
(2026年9月29日確認。価格は税込です。
4型とも送料無料の表示で、沖縄・離島は別途。
変わる場合があるので商品ページで確かめてください)
座面の高さで選ぶ目安
  • 外す前に測った下げ切った高さが440mm以上で足りる:YS-1(440〜540mm。GR-001と並んで上げ下げの幅が広く、肘とヘッドレストも付く)
  • 下げ切った高さを440mmより低くしたい:RESTIVA-02(415〜475mm)

下げ切った高さが440mm以上で足りるなら、オフィスコムのYS-1で、商品ページの座面の高さの範囲と測った数字を見比べられます。

\ 座面の高さをmmで見比べられる /

椅子のガスシリンダー交換でよくある質問

交換費用はいくらかかりますか?

自分で交換するか、業者に頼むか、メーカーに修理を頼むかで、費用は大きく違います。

金額は表に並べています(直すか買い替えるかの表)。

ガスシリンダーの寿命は何年ですか?

メーカーがガスシリンダー単体の年数を示した資料は確認できていません。

リスタは約7〜8年と書き、日本オフィス家具協会の8年は椅子全体の目安です(座面が下がる症状の見分け方)。

ニトリの椅子のガスシリンダーは交換できますか?

ニトリは部品だけの販売はしておらず、商品によって手配できる場合があると案内しています。

買った店かニトリに問い合わせてください(メーカーごとの保証の表)。

自分で交換すると保証はどうなりますか?

自分で交換した場合をはっきり書いた文言は、保証ページを確かめた6社には載っていません。

オカムラなど4社は「分解や改造」、コクヨは「加工・改造・不当な修理」、IKEAは「委託業者以外の業者による修理」が条件です。

期間内なら、外す前に販売店かメーカーに聞いてください(保証の年数の表)。

椅子のガスシリンダー交換は自分でできますか?

サンワサプライが外し方を公開していて、道具は鉄のハンマー・当て木・パイプレンチです。

ただ、機種によっては分解・交換ができない構造で、コクヨは無理な作業は控えて修理窓口へ相談するよう案内しています。

保証期間内なら、まず販売店かメーカーに聞いてください(外し方)。

まとめ:椅子のガスシリンダー交換は外して長さを測ってから部品を買う

椅子のガスシリンダー交換は、古いシリンダーを外し、長さを測ってから交換用を買うのが、つまずきにくい順番です。

まずは、椅子のメーカー保証の年数と、座面を上げ切った高さと下げ切った高さを確かめてください。

外せなかった人で、下げ切った高さが440mm以上で足りるなら、オフィスコムのYS-1(440〜540mm)が買い替えの候補です。

外して長さと直径が測れたら、楽天市場で商品ページの欄と照らして交換用を探してください。

\ 外して測った数字と見比べる /

参考にした情報

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