今の机は幅80〜100cmで、その場所に昇降デスクを入れたい。
立って仕事もしたくて型を見ていくと、FlexiSpotのE7系の脚は付けられる天板が幅120cmからで、コクヨのWorkstyle Shopの一覧でも、いちばん小さい型は幅115cmです。
先に答えを書くと、この記事で並べた、立って使う高さまで上がる型では、下限が72cmより下まで下がる小さめは幅100cmの型から選べます。
幅100cmなら、PABLO-3Dが61cm、PABLO-3Sが68cm、EF1 Proが69cmまで下がります。
幅80も選べますが、売り場の安い型が中心で、商品ページで確かめた2型は下限72cmでした。保証も商品ページで確かめます。
幅90は、この記事で並べた中ではサンワサプライの受注生産の型が1つです。
高さと値段は、2026年10月19日の各商品ページの表示です。
もう今の机の場所を測った人は、買う先の表から読めます。
チェアコンパス編集部は、在宅ワークやオフィスチェア選びで迷う人に向けて、メーカー公式情報、正規販売店の商品ページ、公的機関の公開情報を確認しながら、価格・保証・サイズ・販売元の見方を整理しています。
この記事では、ハーマンミラー公式の保証情報と販売元の表記を確認し、広告・アフィリエイト表記については消費者庁の景品表示法関連情報、製品安全やリコール確認ではNITEや消費者庁リコール情報サイトも参照できるようにしています。
身体の不調改善を保証する目的ではなく、購入前に確認したい仕様・保証・販売条件を整理する立場で執筆しています。
小さめの昇降デスクは幅100cmの型から選ぶ

幅の段ごとに、メーカーや売り場が出している型を並べました。
高さは、一番下げたときから一番上げたときまでです。
| 幅と型 | 寸法・高さ・値段 |
|---|---|
| 幅80 楽天の電動 | 幅80×奥行48〜60cm 確かめた2型は下限72cm 1.5〜2.5万円が中心 保証は商品ページで 確かめる |
| 幅80 FlexiSpot SD1 | 80×60cm 高さ55〜89cm 25,800円 子ども向けの学習机 (上限89cm) |
| 幅80 オフィスコム ミニデスク | TVSOFLD208 80×60cm 高さ78〜128cm 31,190円 キャスター付き |
| 幅90 サンワ サプライ | ERD-ER9070W 90×70cm 高さ73.5〜123.5cm 89,540円 受注生産 (奥行60cmは87,010円) |
| 幅100 PABLO-3D | 100×70cm 高さ61〜127cm 47,900円 ダブルモーター 奥行きは70cm |
| 幅100 PABLO-3S | 100×60cm 高さ68〜108cm 26,900円 シングルモーター メモリー3パターン |
| 幅100 FlexiSpot EF1 Pro | 100×60cm 高さ69〜111cm 31,800円 電動昇降デスクの保証は 5年(正規販売店で購入) |
| 幅100 山善 スリム | 100×50cm 高さ71〜117cm 61,999円 2モーター 耐荷重80kg |
この表で、立って使う高さまで上がる型のうち、床から72cmより下まで下がるのは幅100の4つで、いちばん低いのがPABLO-3Dの61cm、次がPABLO-3Sの68cmです。
ここでいう立って使う高さは、FlexiSpot公式ブログが身長155cm前後の立ち作業の目安とする約95cmです。
子ども向けのSD1は55cmまで下がりますが、上限が89cmで95cmに届かないので、この比べ方からは外しています。
72cmは、厚生労働省のガイドラインの解説が、高さを調整できる机に望ましいとする「60cm〜72cm程度の範囲」の上の端だからです。
大きなメーカーの型が、小さめを並べているとは限りません。
コクヨのWorkstyle Shopの昇降デスクの一覧では、いちばん小さい型が幅1150×奥行675mmのSTANDSIT-Wです(コクヨ Workstyle Shop)。
今の机の場所で幅と奥行きを測る

昇降デスクは天板が上下に動き、電源も要るので、今の机より見る所が増えます。
買う前に測るのは、次の4つです。
- 今の机の幅と、その左右に残る壁や棚までの長さを測る
- 今の机に座って、目から画面までの距離を測り、候補の奥行きで同じ距離がとれるか比べる
- コンセントまでの長さを測り、天板を一番上げてもコードが張らないか見る
- 椅子の肘掛けの高さを測り、候補の天板の下の高さと比べる
1つ目は、今の机と同じ幅の型なら、置く場所の幅には収まります。
2つ目の奥行きは、数字で何cmと決めにくい項目です。
厚生労働省の「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」が挙げるのは、目から画面までの視距離をおおむね40cm以上とることです(厚生労働省のガイドラインと解説)。
3つ目のコンセントは、電動だと電源がないと動かないので、位置が遠いと延長コードが要ります。
4つ目の肘掛けは、机の下に入れて座りたい人が見る項目です。
メーカーのページに「肘掛けが入る高さ」は書かれていないので、天板の下の高さを計算で出します。
天板の下の高さ ≒ 下限の高さ − 天板の厚み
EF1 Proなら、69cm − 1.6cm ≒ 67cmです。
今の椅子の肘掛けの上の面がこの高さより低ければ、一番下げた机の下に入ります。
これはメーカーの数字ではなく計算なので、引き出しや横桟のある型は、さらに低くなります。
一番下げたときの高さ(下限)で選ぶ
厚生労働省のガイドラインの解説は、高さを調整できる机なら、床からの高さを「60cm〜72cm程度の範囲で調整できることが望ましい」としています。
調整の順番は、椅子の高さを先に合わせて、そのあとに机です。
つまり、椅子を自分に合わせたあとで、机がその高さまで下がるかどうかを見ます。
下限が72cmの机は、この範囲の一番上の端までしか下がりません。
立って使う高さまで上がる型を、下限が低い順に並べると次のとおりです。
| 型 | 下限と上限 |
|---|---|
| PABLO-3D | 下限61cm 上限127cm |
| PABLO-3S | 下限68cm 上限108cm |
| FlexiSpot EF1 Pro | 下限69cm 上限111cm |
| 山善 スリム | 下限71cm 上限117cm |
| 楽天の 幅80 | 確かめた2型は 下限72cm |
| サンワ サプライ | 下限73.5cm 上限123.5cm |
| オフィスコム ミニデスク | 下限78cm 上限128cm |
上限のほうは、立ち作業の目安が身長175cm前後で約105〜108cm、185cm前後で約110〜113cmです(FlexiSpot公式ブログ)。
上限108cmのPABLO-3Sと111cmのEF1 Proは身長175cm前後までなら届き、185cm前後ならPABLO-3D(127cm)か山善スリム(117cm)が向きます。
下限が高い机で何が起きるかは、身長別の表で昇降デスクの後悔の記事にまとめています。
下限は、ガイドラインの範囲の上の端である72cmより下まで下がるかで見ます。
PABLO-3Dの61cm、PABLO-3Sの68cm、EF1 Proの69cmは、商品ページで確かめた幅80の2型(72cm)より3〜11cm低く下がります。
脚だけ買って小さい天板に付けられるか
今の天板を使えるなら、脚だけ買えば安く済みそうに見えます。
FlexiSpotの脚だけの商品で、付けられる天板の大きさは次のとおりです。
| 脚 | 付けられる天板 |
|---|---|
| EF1 | 幅100〜160cm 奥行50〜80cm 厚み2cm以上 |
| E7系 | 幅120〜200cm 奥行60〜80cm |
EF1の脚は、脚の幅を90.9〜145.8cmに調整できます(FlexiSpot EF1)。
E7系は幅120cmからで、E7 Proは120×60cmの天板を付けると壁に密着できないと公式ページに注記があります(FlexiSpot E7 Pro)。
今の天板が幅100cm以上で、厚みが2cm以上あるなら、EF1の脚を検討できます。
幅80が要るなら、脚と天板が一体の型から選びます。
シングルモーターの揺れと保証を確かめる
小さめの電動で見ておきたい短所は、モーターの数による左右の差と、保証の2つです。
PABLO-3Sはシングルモーターで、PABLO-3Dと山善スリムはモーターを2つ積んでいます。
PABLO-3Sの商品ページには、「シングルモーターの構造上、左右の高さが微少に差異がある場合がございます」と注記があります(オフィスコム PABLO-3S)。
EF1 Proもシングルモーターです(FlexiSpot EF1 Pro)。
安定について、FlexiSpot公式の選び方のページは、三段階の脚・デュアルモーター・工の字型の脚を理由に挙げています(FlexiSpotの選び方)。
三段階の脚のほうが二段階より安定性に優れるとされ、EF1 Proの脚は二段階で、三段階の脚はE7系です。
左右の高さの差が気になるなら、同じオフィスコムのPABLO-3D(100×70cm・ダブルモーター・下限61cm)があります。
保証は、FlexiSpotが電動昇降デスクを5年としていて、対象は正規販売店・正規再販業者で買った場合です。
PABLO-3Sの保証の年数は、注文の前にオフィスコムへ確かめます。
楽天の幅80の型も、保証の書き方を商品ページで見ておきましょう。
保証が使えなくなる条件は、電動昇降デスクの壊れる引き金と保証の記事に4つにまとめています。
売り場の安い幅80は、保証の年数と窓口を、商品ページで確かめてから注文します。
小さめの昇降デスクはどこで買うか
測って、下限と保証も見たら、あとは何を優先するかで買う先を分けます。
| 向く人 | 型・値段・注意 |
|---|---|
| 本体 3万円以内 組立も頼める | オフィスコム PABLO-3S 26,900円・68〜108cm 立つ高さは 身長175cm前後まで 組立は希望時+5,830円 シングルモーター PABLO-3Sを見る |
| 61cmまで 下げたい 左右差を抑えたい | オフィスコム PABLO-3D 47,900円・61〜127cm 身長185cm前後でも届く ダブルモーター 奥行きは70cm 組立は希望時+5,170円 PABLO-3Dを見る |
| 保証の年数を 先に知りたい | FlexiSpot EF1 Pro 31,800円・69〜111cm 立つ高さは 身長175cm前後まで 電動昇降デスクは 5年保証 (正規販売店で購入) 自分で組み立てる 楽天でEF1 Proを見る |
| どうしても 幅80 | 楽天の幅80の電動 1.5〜2.5万円が中心 商品ページの昇降範囲で 下限を見る 保証は店ごとに違う 楽天で幅80を見る |
楽天でEF1 Proを買うときは、5年保証の対象が正規販売店・正規再販業者なので、販売店のページで確かめておきます。
オフィスコムのPABLO-3Sで確かめること
PABLO-3Sは、本体26,900円で下限68cmまで下がり、組立も頼める型です。
届いてから困らないよう、注文の前にご利用ガイドのQ&Aと商品ページで次の3つを確かめます。
- 届いたあとの返品は、受け付けていません
- 自宅に届ける場合の送料は、商品ページで確かめます
- PABLO-3Sは自分で組み立てる型で、組立を頼むと別料金です
返品できないぶん、測った幅・奥行き・肘掛けの高さを手元に置いてから注文します。
それでも幅100を選ぶなら、オフィスコムには下限68cmのPABLO-3Sと61cmのPABLO-3Dがあり、どちらも組立を頼めます。
\ 下限68cmの幅100を見る /
小さめの昇降デスクについてよくある質問
買う前に気になりやすい点を、5つの質問で答えます。
幅80cmの電動昇降デスクはありますか
あります。売り場に出ている電動が中心で、商品ページで確かめた2型は下限72cmだったので、昇降範囲と保証を商品ページで確かめます。型の違いは幅の段ごとの表にまとめました。
奥行き40cmの昇降デスクでも使えますか
ガイドラインが挙げるのは、目から画面までの視距離がおおむね40cm以上で、机の奥行きの数字は書かれていません。今の机で目から画面までを測り、同じ距離がとれるかで決めます。
脚だけ買って今の天板を使えますか
今の天板が幅100cm以上で厚みが2cm以上なら、FlexiSpotのEF1の脚が付けられます。FlexiSpotの脚だけの商品は、付けられる天板が幅100cmからです。くわしくは脚だけ買う節に書きました。
小さめだと揺れますか
FlexiSpot公式は、三段階の脚・デュアルモーター・工の字型の脚を安定の理由に挙げていて、幅との関係は書いていません。揺れが気になるなら、脚の段数とモーターの数を見ます。
組み立ては1人でできますか
EF1 Proは公式が「2人以上での作業をおすすめ」としています。PABLO-3Sはお客様組立で、希望すると組立料金がかかります。
まとめ:小さめの昇降デスクは幅100cmと下限で選ぶ
この記事で並べた、立って使う高さまで上がる型では、下限が72cmより下まで下がる小さめは、幅100cmの型からでした。
幅80も選べますが、商品ページで確かめた2型は下限72cmだったので、下限と保証を商品ページで確かめてから決めます。
- 今の机の幅と左右の長さ、目から画面までの距離、コンセントまでの長さ、椅子の肘掛けの高さを測る
- 下限が72cmより下まで下がるかを見る
- 脚だけで買うなら、今の天板が幅100cm以上で厚み2cm以上かを見る
- 保証の年数と窓口、シングルモーターの左右差の注記を、商品ページで確かめる
- 返品の条件を、注文の前に確かめる
測って下限も見たら、何を優先するかで買う先を選びます。
| 優先すること | 見る型 |
|---|---|
| 下限68cmで 組立も頼む | オフィスコムの PABLO-3S PABLO-3Sを見る |
| 保証の年数を 先に知る | FlexiSpotの EF1 Pro 楽天でEF1 Proを見る |
- 厚生労働省「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドラインと解説」
- オフィスコム「PABLO-3S」
- オフィスコム「ご利用ガイド Q&A」
- FlexiSpot「EF1 Pro」
- FlexiSpot「SD1」
- FlexiSpot「EF1」
- FlexiSpot「E7 Pro」
- FlexiSpot公式ブログ「昇降式デスクの選び方」
- サンワダイレクト「e電動昇降デスク ERD-ER9070W」
- 山善ビズコム「電動昇降デスク スリム」
- コクヨ Workstyle Shop「昇降デスク」
- オフィスコム「PABLO-3D」
- FlexiSpot公式ブログ「E7 ClickとE7の比較」(身長別の立ち作業の目安)
