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昇降デスクの処分は粗大ごみで足りる!つまずくのは料金ではなく60kgの運び出し

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昇降デスクの処分は粗大ごみで足りる!つまずくのは料金ではなく60kgの運び出し

使わなくなった昇降デスクを前にして、まず値段を調べた人は多いと思います。

検索すると不用品回収の見積もりが先に並ぶので、数千円から1万円を超える金額が目に入ってきます。

ただ、自治体の手数料一覧を開いてみると、話はずいぶん違って見えました。

先に結論を書くと、昇降デスクは特別あつかいの品物ではありません。

自治体の粗大ごみでは「机」として受け付けられていて、手数料は400円から2,000円ほどでした。

問題になるのはそのあと、60kg前後の本体を玄関の外まで出すところです。

この記事を書いた人:チェアコンパス編集部

チェアコンパス編集部は、在宅ワークやオフィスチェア選びで迷う人に向けて、メーカー公式情報、正規販売店の商品ページ、公的機関の公開情報を確認しながら、価格・保証・サイズ・販売元の見方を整理しています。

この記事では、ハーマンミラー公式の保証情報と販売元の表記を確認し、広告・アフィリエイト表記については消費者庁の景品表示法関連情報、製品安全やリコール確認ではNITEや消費者庁リコール情報サイトも参照できるようにしています。

身体の不調改善を保証する目的ではなく、購入前に確認したい仕様・保証・販売条件を整理する立場で執筆しています。

目次

昇降デスクは「机」として粗大ごみに出せる

粗大ごみの手数料400円から2000円という金額の横に、60kgと書かれた大きな天板と脚を並べ、金額より重さのほうが大きな壁であることを示した図

昇降デスクにはモーターが入っています。

そのせいで「家電あつかいになって粗大ごみでは引き取ってもらえないのでは」と考える人は多く、実際にそう案内された例もありました。

ただ、3つの市の手数料一覧を開いてみると、電動かどうかで料金を分けている市はありませんでした。

自治体品目手数料
大阪市机(袖なし)400円
大阪市机(袖付)1,000円
堺市パソコンデスク800円
堺市机(両袖以外のもの)1,200円
堺市机(両袖のもの)2,000円
新座市机(上置きセットがないもの)木製620円
各市の粗大ごみ処理手数料一覧より(2026年9月21日確認)。料金は改定されることがあるため、申し込む前にお住まいの自治体のページをご確認ください

金額を決めているのは、引き出し(袖)が付いているかどうかと大きさでした。

脚に引き出しの無い昇降デスクは、この表でいえば安いほうの行に入ります。

大阪市なら400円、堺市のパソコンデスクなら800円です。

袖のない机の行に当たれば1,000円前後、両袖の机でも2,000円でした。

つまり、お金で困る場面は思っているより少ないはずです。

不用品回収の見積もりが数千円から1万円台になるのは、部屋の中から運び出す作業がそこに含まれているからです。

言いかえると、運び出しを自分でやるなら、その差額は払わなくて済みます。

では、その「自分でやる」はどれくらいの作業なのか。

確認した3つの市に「昇降デスク」という品目はなかった

手数料の一覧を見ていて、もうひとつ分かったことがあります。

3つの市を確認しましたが、どこにも「昇降デスク」「電動昇降デスク」という品目がありませんでした。

並んでいるのは「机」と「パソコンデスク」で、そこに袖の有無や素材の但し書きが付いている形でした。

申し込みの画面で品名を選ぶとき、自分の机がどれに当たるのか迷うのはこのためです。

迷ったら「机」か「パソコンデスク」で申し込み、電動であることを受付で伝えてください。

品目表に無いものは受付センターへ問い合わせるよう案内している自治体が多く、豊島区のページにも「該当する品目が見当たらない場合は粗大ごみ受付センターまで」と書かれています。

モーターが入っていることを理由に断られたという声も実際にあるので、判断が自治体ごとに違う以上、申し込みの時点で「電動で昇降する机です」と伝えて確かめておくほうが安全です。

ここを飛ばすと、収集日の朝に出しておいたものが持ち帰られます。

断られたとしても、次で見るように天板と脚は外せます。

モーターの入った脚だけを別あつかいにすれば通る場合もあるので、そこまで含めて受付で聞いておくと二度手間になりません。

つまずくのは料金ではなく60kgの運び出し

天板30.7kgと脚32kgを別々に描き、合わせて約63kgになることと、外せば1つ30kg台に下がることを矢印で示した図

粗大ごみには、料金とは別にもうひとつ条件があります。

収集に来るのは家の前までで、部屋から玄関の外へ出すのは自分の仕事です。

ここで昇降デスクの重さが効いてきました。

部位重さ
FlexiSpot E7の脚フレーム32.3kg
FlexiSpot E8の脚フレーム約32.7kg
COFO Deskの脚32kg
COFO Deskの天板 120cm26.3kg
COFO Deskの天板 140cm30.7kg
COFO Deskの天板 160cm35.1kg
COFO Deskの天板 180cm39.5kg
FlexiSpot公式ストアの仕様欄とCOFO公式サポートのSPECより(2026年9月21日確認)。天板の重さはサイズと素材で変わります

よくある幅140cmの組み合わせだと、天板30.7kgと脚32kgを足して約63kgです。

大人ひとりぶんの体重と同じものを、組み上がったまま廊下と玄関に通すわけです。

しかも机の形なので、持つところがありません。

組み立ての案内に「2人以上での作業をおすすめします」と書かれている商品は、外すときにも同じ人数が要ります。

組むのに2人必要だったものが、分解するときだけ1人で足りるわけではありません。

天板と脚を外すとひとつ30kg台まで下がり、2回に分ければ運べる範囲に入るので、処分の段取りは「外せるかどうか」から考えると早く決まります。

ただし、階段しかない部屋は別に考えてください。

30kgを抱えて階段を降りるのは、踏み外したときに壁も体も傷つけます。

エレベーターが無い建物の2階以上なら、ここは人を頼んだほうが結果的に安く済むことが多いです。

自分で出せないなら、誰かに運んでもらうしかありません。

その「誰か」を業者にするのか、新しい机を届けに来る人にするのかが分かれ道です。

買い替えるなら、古い机を引き取ってもらえることがある

引き取りが成立する3つの条件を縦に並べたチェックリストの図で、商品ページの記載・同等品と同数・解体は自分の3項目を示した

新しい机を買う予定があるなら、処分の話はここで一度止めてかまいません。

オフィス家具通販のKagg.jpは、配送の案内のなかで不要な家具の引き取りについて書いています。

椅子の話だと思われがちですが、案内には「チェア以外にもデスク、キャビネット、ロッカー等の表記もございます」とあり、机も対象に入っていました。

ただし、どの商品でも付くわけではありません。

案内を読むと、成立する条件は3つありました。

  1. その商品のページに「不要なデスクの回収(同等品・同数に限る):無料」と書いてあること
  2. 買う商品と同等の仕様・同等のサイズ・同じ数までであること
  3. 組んだままでは運び出せない場合、解体は自分でやっておくこと(配送員は解体しません)

3つ目は見落としやすいところです。

引き取りを頼んでも、廊下を通らない大きさのまま置いてあると持って行けません。

逆にいえば、前の節で見た「外して30kg台にする」作業だけは、引き取りを使う場合でも残ります。

頼みかたは、カートのオプションで「する(無料)」を選ぶ形になっています。

コクヨの昇降デスクの商品ページには、引き取りを頼んだ場合は午後の配送になるという但し書きも付いていました。

この形の良いところは、新しい机が届いた日に古い机が出ていくことです。

粗大ごみだと申し込みから収集まで日があくので、その間ずっと部屋に置いておく必要があります。

先に新しい机が届いてしまうと、机が2台ある状態で数日から2週間を過ごす必要も出てきます。

出し方古い机が家から出るまで
粗大ごみ申し込んでから収集日まで待つ
引き取り新しい机が届いた日
古い机が家から出ていくまでの待ち時間

引き取りは同等品・同数まで無料なので、この段取りに追加の費用はかかりません。

\ 引き取りの記載があるか商品ページで確かめる /

※本記事には広告・プロモーションが含まれます(引き取りの有無・価格・配送の条件はリンク先の最新表示をご確認ください)。

引き取りが付く昇降デスクと付かない昇降デスク

同じ「電動で昇降する机」でも、引き取りが付く商品と付かない商品がありました。

実際の商品ページを2つ並べてみます。

見るところコクヨ
SEQUENCE-
TILT
FlexiSpot E8
届き方メーカー直送・
平日9〜17時
宅配便・
時間指定なし
組み立て組立・設置
サービス
自分で
組み立てる
古い机の
引き取り
同等品・同数
まで無料
記載なし
価格¥380,710¥66,000
(脚のみ)
備考引き取りを
頼むと
午後配送
北海道・九州・沖縄と一部離島は別途配送料
Kagg.jpの各商品ページより(2026年9月21日確認)。取り扱いと条件は変わるため、注文の前にリンク先の表示をご確認ください

分かれ目は価格ではなく、設置に人が来るかどうかでした。

組立・設置サービスが付く商品は、作業する人がその場にいるので、古い机も一緒に持って帰れます。

宅配便で箱が届いて自分で組むタイプは、運ぶ人が荷物を置いたら帰るため、引き取りようがありません。

引き取りが付くかどうかは、届けに来るのが作業員かどうかで決まります。

箱で届く商品には、古い机を積んで帰る人がそもそも来ません。

引き取りは店ではなく商品ごとに決まっているので、「この店で買えば引き取ってもらえる」とは考えず、買う予定の商品のページに記載があるかを見てください。

価格差も、そのまま受け取らないほうがいいところです。

上の表の左は天板まで含んだ完成品で、右は脚フレームだけの値段でした。

天板を足すと2万円台が乗るので、同じ土俵の数字ではありません。

それでも差は大きく、引き取りが付くのは組立・設置まで面倒を見る価格帯の商品です。

安い机に買い替えるつもりなら、引き取りは最初から当てにしないほうが計画が狂いません。

次の1台で同じ思いをしないための見方は昇降デスクで後悔する理由の記事にまとめました。

FlexiSpotの型番ごとの違いはE7とE8の違いの記事、買う時期の目安はセールの時期の記事で整理しています。

売るなら、実際にいくらで並んでいるかを見てから決める

昇降デスクは中古でも動きがある品物です。

ただ、買取額として新品の定価を超える数字を見かけることがあります。

実際に並んでいる出品を見ておくと、目安がつかめるはずです。

出品価格・地域
電動昇降デスク E7B45,000円
東京・目黒区
E7W-JA(天板140×70付き)40,000円
埼玉・朝霞市
電動昇降デスク(引き出し・USB付き)25,000円
福岡市
電動昇降式
スタンディングデスク
幅1250
15,000円
神奈川・藤沢市
昇降式デスク(脚と天板セット)10,000円
福岡・糸島市
天板のみ 180×805,000円
愛知・知立市
ジモティーの出品より(2026年9月21日確認)。これは出品されている価格であって、売れた価格ではありません

並んでいたのは1万円から4万5,000円のあいだでした。

FlexiSpotのE7が57,200円、E8が66,000円の定価なので、定価を超える出品はひとつもありませんでした。

新品の定価を超える買取額を見かけたら、そこは一度立ち止まったほうがいいところです。

もうひとつ、全部の出品に地域が書かれていました。

「取りに来れる方」と条件を付けている出品もあり、この大きさと重さのものは手渡しが前提になっています。

送って渡す形にすると60kg前後の荷物の送料が売値から引かれるため、手渡しにできない場所に住んでいる場合は、売るより引き取りや粗大ごみのほうが手元に残る金額は大きくなります。

売ると決めたなら、コントローラーと説明書、それに組み立てに使った工具をそろえておいてください。

買う側は組み直すところから始めるので、部品がそろっているかどうかを気にします。

天板だけ、脚だけという出し方もあって、上の表にも天板のみ5,000円の出品が並んでいました。

昇降が止まる、片側だけ動くといった症状が出ているものは、その状態を書いたうえで出します。

脚が動かなくても天板は無事なことが多いので、故障の起きかたを確かめたうえで分けて出す道もあります。

解体して小さくするときに気をつけること

天板と脚を外す順番を3ステップで示した図で、電源を抜く・天板を外す・脚をたたむの各段階に短い日本語ラベルを置いた

ここまでのどの道を選んでも、天板と脚を外す作業は出てきます。

順番は組み立てを逆にたどるだけですが、電動の机ならではの注意がいくつかあります。

  1. 天板をいちばん低い位置まで下げてから電源を抜く(高いまま外すと、天板を高い位置で支えながらネジを回すため危険です)
  2. 天板の上と引き出しを空にする
  3. 机を倒してから天板のネジを外す(工具は組立説明書に従ってください。FlexiSpotは電動ドライバーの使用をすすめています)
  4. コントローラーと配線は脚側に付けたままにしておく(外すと、売るときにどの線がどこか分からなくなります)

天板を外したあとの脚は、細長い形です。

届いたときの梱包箱が114.5×25×20.5cmだったので、置き場所はそのあたりを目安にしてください。

天板のほうが場所を取るので、置き場所は天板から決めると収まります。

外したあとは、脚と天板で出し方を分けられます。

まとめて粗大ごみに出すのか、動く脚だけ売って天板は捨てるのかで、このあとの手間が変わります。

天板を切って通常のごみに出す前に、何cm以下なら出せるのかをお住まいのルールで確認してください。

また、コクヨのSEQUENCE-TILTは商品仕様が「脚/スチール」で、木の天板とは素材が違います。

分けて出す区分があるかどうかは、申し込みのときに聞いておくと無駄がありません。

モーターとコントローラーは脚側に付いたままなので、そこも含めて受付で伝えてください。

作業中は電源プラグを抜いた状態で進めてください。

倒した机のスイッチに手が触れて脚が伸びると、支えている側が危険です。

昇降デスクの処分についてよくある質問

昇降デスクは粗大ごみになりますか?

確認した3つの市では、いずれも「机」または「パソコンデスク」として粗大ごみで受け付けていました。

電動かどうかで料金を分けている市は見当たらず、金額は400円から2,000円ほどです。

モーターが付いていると出せないと聞きました

そう案内されたという声はありますが、手数料の一覧を見るかぎり全国共通のルールではありませんでした。

判断は自治体ごとに違うので、申し込みのときに電動であることを伝えて確かめてください。

ひとりで運び出せますか?

組み上がったままだと60kg前後になるので、そのままではおすすめできません。

天板と脚を外せばひとつ30kg台に下がるため、2回に分ける前提で考えてください。階段しかない場合は人を頼んだほうが安全です。

買い替えなら古い机を引き取ってもらえますか?

商品ページに「不要なデスクの回収(同等品・同数に限る):無料」と書かれている商品なら頼めます。

ただし組立・設置サービスが付く商品に限られ、宅配便で届いて自分で組むタイプには付いていませんでした。

売るのと捨てるのはどちらが得ですか?

並んでいた出品は1万円から4万5,000円で、これは売れた価格ではなく出品価格です。

手渡しできる場所に住んでいて昇降が正常に動くなら、試す価値はあります。

送って渡す形になると送料が重く、粗大ごみの手数料を上回ることもあります。

まとめ:先に決めるのは捨て方ではなく買い替えるかどうか

昇降デスクの処分は、調べ始めたときに思うほど高くつきません。

確認した3つの市に「昇降デスク」という品目は無く、机として400円から2,000円ほどで出せました。

残るのはお金ではなく、60kg前後を玄関の外まで運ぶ作業のほうでした。

この記事の要点
  • 粗大ごみでは「机」か「パソコンデスク」として申し込む
  • 確認した3市では、電動かどうかで料金は変わらなかった
  • 天板と脚を外せば、ひとつ30kg台まで下がる
  • 買い替えるなら、引き取りの記載がある商品を選べば同じ日に片づく(組立・設置サービスが付く商品に限られる)

だから順番としては、捨て方を比べるより先に次の机を買うのかどうかを決めたほうが早く終わります。

買い替えないなら、天板と脚を外して机として粗大ごみに申し込みます。

買い替えるなら、引き取りの記載がある商品を選べば運び出しは配送員に渡せます。

ただし対象は組立・設置サービスが付く商品に限られ、解体は自分の作業として残ります。

それでも、新しい机が届いた日に古い机が出ていくので、2台が部屋に並ぶ期間はありません。

\ 引き取りの記載がある机から探す /

参考にした情報

※手数料・取り扱い・引き取りの条件は変わることがあります。

※申し込みや注文の前に、各自治体と販売ページの最新の表示をご確認ください。

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